My boo は、現在準備中です。
2025/06/06 19:24
私のまわりは、親戚も、友人も、みーんな会社員で育った。
私も「それが普通だよね」って感じで、何の迷いもなく会社員に。約20年前のこと。
負けず嫌い発揮で男も女も先輩も後輩もみんな同じ土俵の職場。終電まで働いて、楽しいと体力の限界の狭間の毎日。
でもシューティングゲームのように次々現れる無理難題を何とか乗り越え、クセ強めな同僚との議論して、真新しいプロジェクトを任されたり。とにかく働くことが好きだった。
責任感、達成感、スピード感。
当時の私は、仕事が全ての中心で、僅かに残った時間と体力も全力で遊んでた。
今もか、それは(笑)
でも、結婚して転勤妻になって、やがてギブリと暮らし始めてから、世界がゆっくり変わり始めた。
仕事しててもふした時、ギブリがよぎる。
昼休みもダッシュで家に帰りたい。
そんな思いから、家のマンションとフェンス1枚越しにある会社に転職(笑)
そして夜。家事を終えてギブリが寝静まってから始まる私の第二の時間。
「ギブリに似合う服を作りたいな」って思いながら、静かにミシンをカタカタ。
それがだんだん、私の新しい日常になっていった。
My booって名前は、ギブリとギブリの友達に服を作ってる頃から決めてた。
でも、会社員家系の私にとって、“お店を始める”って、別世界の話で勇気が湧かなかった。
「お店にしたいな」って思いながらも、「でもこわい…」って気持ちで、1年くらいウジウジ。
どっちやねん自分!って自分ツッコミしながら、ぐるぐる悩んでた。
だって、会社っていう“看板”がない場所で、自分が作ったものに、自分が直接お金をいただく。…考えただけでプレッシャーでクラクラ(笑)
しかも私は、人にお願いするのも、売り込むのも、得意ではない。
それでも、My booを始めたのは——ギブリがいたから。
ギブリがいなかったら、私は今も猛烈に働く会社員だったと思う。
でも今は、ギブリのそばで、ギブリのための服を縫ってる。
1人で全部やってると、悩むこともあるけど、考える。って作業は何の仕事をしてても好きだし、ひとりは気楽で、“性に合ってる”って思える。
あ、そうだ、私って、自営業向いてたのかも。と、30後半の頃やっと気付いた(笑)
My booを始めるきっかけをくれたのも、
私に向いてるものを教えてくれたのも——全部ギブリ。
ありがとーん!!

LOVE & FRENCHIE !!
Have a special day !!
何気ない毎日も、特別な毎日に。
小さな相棒ギブリと お針子おゆみ